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マーケティング活⽤サロン【エルシャーム】

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1054 view 集客 美容室
公開日: 2021.01.22 最終更新日: 2021/02/26

美容室のWeb広告手法!ポータルサイトに頼らない宣伝とは?

美容室のWeb広告手法!ポータルサイトに頼らない宣伝とは?

これまで、美容室の集客といえば美容系ポータルサイトが主流でした。
しかし、ポータルサイトに頼った広告手法はデメリットも多く、これからは新たなWebを利用した新たな広告手法を活用することが有効です。

当記事では、美容室の集客に役立つWeb広告手法について解説しています。
Web広告の種類や集客を成功させるコツもまとめているため、美容室の集客や広告出稿に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

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1.美容系ポータルサイトに頼る広告手法は危ない?

美容室の広告は、これまで美容系ポータルサイトが主流でした。
しかし、美容系ポータルサイトは掲載費がかかるうえ、クーポン目当ての客が多いため、リピーターの獲得には向きません。
美容系ポータルサイトの広告に頼り過ぎていると、掲載費だけがかさみ、固定客がつかめなくなるという危険があるため注意が必要です。

結果的に施術費を安くせざるを得ない状況に陥ってしまうと、美容室の経営にも大きな悪影響となります。
健全な手段で集客するためには、美容系ポータルサイトに頼らず、経営者が自発的に広告を出すことが有効です。

 

2.美容室こそ「Webを使った集客」を図るべき理由

「美容室はコンビニよりも多い」といわれている近年、多くの美容室が美容系ポータルサイトに広告を出稿しています。
そのため、美容系ポータルサイトへの出稿以外の集客方法があまり注目されていません。

しかし、チラシやDMなどの広告は手間がかかるうえに反響率が低く効率が悪いため、今後は美容室こそWebを使った集客を図るべきといえるでしょう。
Webを使った集客は美容室のビジネスモデルと相性がよく、実際に大きな成果を上げているサロンも増えています。

ここからは、さまざまな広告手法の中から、Web集客がおすすめの理由を解説します。

 

2-1.少ない費用ですぐに効果が出やすい

Web集客は、大手メディアを利用した広告とは異なり、少額から始められる点がメリットです。
広告が実際にクリックされてから費用が発生する成果型報酬を選べば、費用をかけずにすぐにWeb広告を作成することができます。

さらに、広告の出稿から実際にネット上に掲載されるまでのスピードも速く、短期間で効果を得られる可能性が高いことも魅力です。
個人経営の美容室でも気軽にチャレンジできるため、積極的に活用しておきたい手段のひとつとして注目されています。

 

2-2.ターゲットの限定・調整ができる

Web集客の場合、ターゲットを細かく絞り込んで広告を出すことが可能です。
年齢・性別・ライフスタイルなど、美容室のテイストに合わせてマーケティングできるため、高い広告効果が見込めます。
費用対効果も良好で、コストパフォーマンスも抜群です。

さらに、媒体によってはWeb広告の出稿後もリターゲティングをすることができます。
実際に広告を出してみて思うような反応が得られなかった場合でも、リターゲティングによって新たな層に広告を届けることが可能です。

 

3.美容室に適したオンライン広告手法3選

オンラインを利用したWeb集客の手法には、さまざまな種類があります。
広告の目的や事業の規模に合わせて最適な手法を選ぶことが、Web集客のコツです。

次に、美容室に適したオンライン広告手法を3つ紹介します。
それぞれ運用方法が異なるため、複数の手法を組み合わせて運用すると効果的です。

 

3-1.リスティング広告

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索結果上部に表示される広告です。
通常の検索結果よりも上位に表示されるため、ユーザーの目に入りやすいという特徴があります。
広告が表示されるためのキーワードは自分で設定できるため、「○○駅 美容室」や「カラーリング 得意 美容室」など、来店意欲の高いユーザーへのアプローチも可能です。

また、リスティング広告はクリックされることで広告費用が発生するため、少額の予算内で運用できる点もメリットのひとつです。
Web集客の中でもスキル不要ですぐに始められる手法なため、まずはリスティング広告からWeb集客にチャレンジするとよいでしょう。

 

3-2.Googleマイビジネス

Googleマイビジネスは、Googleが提供している無料のビジネス集客ツールです。
Googleマイビジネスに美容室の情報を登録することで、検索結果に店舗情報・地図・予約情報・連絡先などを表示させることができます。
近年はGoogleがマップに力を入れていることもあり、集客力が期待できると注目されているツールです。

Googleマイビジネスに登録するためには、セキュリティ上の理由でオーナー確認用のコードが必要となります。
手続きは電話やハガキ・メールなどさまざまな方法がありますが、特に問題がなければ電話が最もスムーズです。

オーナー確認が済んだら、Googleマイビジネスに店舗情報を入力します。
Googleのガイドラインに基づき、詳細な情報を登録すると、集客効果もアップします。
新規顧客の獲得にも最適なツールのため、積極的に利用しましょう。
また、イベント情報などをこまめに更新することで、リピート率も高めることができます。

 

3-3.SNS広告

多くのユーザーがSNSを利用している時代の中で、SNS広告の集客力は見逃せません。
SNS広告は、ユーザーの好みや行動履歴に合わせて、精度の高いターゲティングが可能です。
また、広告が拡散されれば、かけた広告費以上の効果も期待できます。

日本では、下記5つのSNSが主流です。

媒体 特徴
Twitterリツイートやいいねの機能により、情報が多くのユーザーに拡散されやすい点が最大の魅力です。
口コミ効果も高く、使い方次第で効率よくお店やサービスの魅力を伝えられます。
Facebook実名登録が規約となっており、信頼性が重視されるビジネス目的の広告配信に最適な媒体です。
メインユーザーは25歳から55歳頃でアクティブ率も高く、幅広い層に広告を届けることができます。
Instagram10代~30代の女性ユーザー比率が高く、美容室の集客に適しています。 トレンドに敏感な傾向が強いため、いかにトレンドを取り入れたおしゃれな投稿をするかが重要です。
LINE日本最大級のユーザー数を誇るコミュニケーションツールであり、利用者の数が圧倒的に多いため、広告接触度・認知度の向上も期待できます。
割引クーポンの配信なども行え、店舗への集客に直結するプロモーションが可能です。
TikTokTikTokは、音楽と動画を組み合わせた投稿がメインの、近年注目され始めたSNSです。
10代から20代にかけての若年層の利用率が圧倒的に高く、美容やファッションに興味があるユーザーにアプローチできます。
広告内容にはセンスが必要ですが、ヒットすれば多くのユーザーに視聴され、大きな効果が見込めるでしょう。

このようにSNSは、媒体によってメインユーザーや好みが大きく異なります。
SNS広告を成功させるためには、美容室のターゲットやイメージに合ったSNSを選びましょう。

 

4.美容室の広告で集客を成功させる2つのコツ

美容室のオンライン広告で集客を成功させるためには、美容室の強みを明確にし、ターゲットの悩みに応えるという2つのコツがあります。
それぞれのコツをしっかり抑えることで、美容系ポータルサイトに頼らなくても、効率よく集客することが可能です。

最後に、美容室の広告で集客を成功させるための大切なポイントを2つ解説します。

〇美容室の強みを明確化する

美容室の数は非常に多く、他店との差別化ができない美容室はすぐに埋もれてしまいます。ターゲットに向けてアピールするためには、美容室の強みを明確化しましょう。

  • ショートカットが得意
  • デザインカラーのスペシャリストが在籍
  • 有名人のスタイリング経験実績
  • お客様の骨格に合わせた似合わせカット
  • 髪を傷めないカラーリング

このように、美容室の強みを明確にすることで、ターゲットに興味を持ってもらうことができます。カラーやカット専門店として特化するなど、大胆な戦略も有効です。

〇ターゲットの悩みに応える

美容室の広告では、独自の強みを踏まえたうえで、ターゲットの悩みに応える内容を発信すると効果的です。

  • 「どのサロンに行っても、”自分には似合わなかった”と感じていた方のためのサロン」(似合わせカットが得意な美容室)
  • 「美容室に行くことになかなか勇気が出なかった男性、大歓迎です。」(メンズカットが得意な美容室

上記のように、美容室の強みとターゲットの悩みをうまくマッチさせられれば、集客効率は大幅にアップするでしょう。

 

まとめ

美容室の集客は、美容系ポータルサイトだけに頼ると危険です。
費用を抑えて効率よく集客するためには、自社によるWeb集客をおすすめします。
美容室を利用する層は女性や若い世代がメインのため、SNS広告の出稿も効果的です。

Web集客の成功には、美容室の強みとターゲットの悩みを明確化することが大切となります。
これから美容室のWeb集客を検討している人は、ぜひ当記事で紹介した内容を参考にして、適切な手法で「上手な集客」を行ってみてください。