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マーケティング活⽤サロン【エルシャーム】

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1527 view 集客 美容室
公開日: 2020.12.23 最終更新日: 2021/02/26

美容室に効果的な集客方法6選|インスタグラム(Instagram)が効果的

美容室に効果的な集客方法6選|インスタグラム(Instagram)が効果的

美容室のサロン経営者やスタイリストの中には、新規顧客が思うように伸びず、悩んでいる人も多くいるでしょう。
時代と共にお客様のニーズも変化しており、新たな宣伝方法にも対応しなければなりません。

特にWebを利用した集客方法は、ホームページ・ブログ・インターネット広告など、何から始めるべきか悩む人も少なくありません。

本記事では、美容室におすすめの集客方法や、インスタグラムを使用した集客方法について解説します。
既存顧客を「リピーター」にする方法も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

インスタマーケティングツール

 

1.集客に苦戦する美容室は珍しくない

美容室の開業は、美容師にとって憧れの一つでしょう。
一方で、美容室の経営は開業準備だけでなく、開業後の運営も大変です。

以下は、美容室オーナーが集客に苦戦する理由です。

①美容室の数が非常に多い

厚生労働省が発表したデータによると、美容室の施設数は2014年から2018年にかけて年々増加しています。

出典:厚生労働省「平成30年度衛生行政報告書の概況」

消費者にとっては美容室の選択肢が増えているため、やや供給過多の状況です。
格安店の盛況やセルフカットの普及もあり、今後も美容室にとって厳しい環境が続く見込みです。

②経営者がマーケティング経験に乏しい

美容師にとって、カット技術を磨き、技量を上げることはとても大切です。
忙しい環境に身を置きながら、少ない自由時間をヘアカットの練習に充てる人もいるでしょう。

一方で、美容室開業に向けて「マーケティング」や「経営学」を勉強する人は、さほど多くありません。

美容師としての技術が優れていても、マーケティング経験が乏しい場合、思うように集客できずに売上が低迷します。
そのため、美容室をオープンしても、短期間で閉店する美容院が少なくありません。

 

1-1.リピーターが重要な理由

美容室が安定した経営を実現させるために目を付けるべき指標は「リピーターの数」です。

美容室は、基本的に自宅や職場の近所へ行く顧客が多く、地域密着型の経営が前提となります。
新規顧客を増やすことにとらわれて顧客のリピート率が下がると、売上も同時に下がります。

売上を安定させ長期的な美容室経営を行うためには、「いつも同じ美容室で髪を切る」というリピーターを増やしましょう。

リピーター客の獲得に重要なポイントが「体験価値の付与」です。

体験価値とは、サービスを受けた顧客が主観的に評価する価値を指します。
どのような体験に価値を感じるかは個人によって異なるため、一人ひとりの顧客に合ったサービスを提供することが大切です。

 

2.美容室におすすめ!新規顧客の集客方法6選

新規顧客を獲得するための集客方法は多数あります。
美容室の人員は他業種と比較して少なく、リソースが限られているため、集客方法を選ぶ際は十分に検討することが重要です。

以下では、限られた予算・リソースでも実施可能な施策を中心に、美容室が集客を増やすための方法を紹介します。

 

2-1.立て看板

美容室に限らず、店舗を運営する上では、近所に住む人や店の近くに出勤・通学する人に、店を認知してもらうことが重要です。
目立つ場所に立て看板を設置して、店の存在をアピールしましょう。

立て看板があると店を見つけやすくなり、見た人に対して訪れるきっかけを作ることが可能です。

また、立て看板を見た人は「どのような店だろうか」と美容室を外から覗く可能性があります。
そのため、店の前や店内を常に清潔に保ち、訪れやすい雰囲気を作りましょう。

最近では、近所の美容室をインターネットで検索する人が増えています。
検索した人は「この辺りに美容室があったはず」と覚えていることが多く、立て看板はそのような顧客の誘導にも役立ちます。

 

2-2.ポータルサイト

現代はインターネット全盛の時代となり、多くのユーザーがポータルサイトで美容院を検索します。
ポータルサイトとは、様々な店の情報や口コミをまとめたWebサイトのことです。

美容室検索ポータルサイトの代表例には「ホットペッパービューティー」などが挙げられます。
サロン業界では、美容室検索ポータルサイトの影響力が大きいため、ポータルサイトへの登録は必ず行いましょう。

ただし、ポータルサイトには非常に多くの美容室が登録されているため、自分の店を見つけてもらうためには工夫が必要です。
基本情報であるカットメニュー・写真・住所・クーポンなどの登録はもちろん、店の強みやアピールポイントも記載しましょう。

 

2-3.ホームページ

多くの人は、どの美容室に行くかを検討する際に、ホームページを閲覧します。
ホームページに掲載するべきコンテンツとしては、ヘアスタイルの写真・店内の写真・スタッフの紹介・料金案内・地図などが挙げられます。

ホームページを制作する際には「検索キーワード」を意識することが重要です。
具体的には、地域名を入れた「複合キーワード」をタイトルに入れたコンテンツを作成すると良いでしょう。

例えば、「新宿 美容室」「梅田駅 美容室 カラー」「福岡市 美容室 パーマ おすすめ」などが挙げられます。

複合キーワードをホームページのタイトルに含めたり、キーワードに関するコンテンツを作成したりすることで、検索結果の上位に表示されやすくなるでしょう。

 

2-4.Googleマイビジネス

Googleマイビジネスは、Googleの検索結果やGoogleマップに表示される情報を管理するサービスです。
Googleマイビジネスに自分の美容室の情報を登録することで、美容室の名前を検索した結果の右側に店の情報が大きく表示されます。

検索したユーザーに注目されやすくなるため、集客へと繋がります。
広告費も必要なく無料で登録できるため、美容室を開業した際には必ずGoogleマイビジネスに情報を登録しましょう。

Googleマイビジネスに登録できる情報は、住所・営業時間・電話番号・写真などです。
写真は店舗写真だけでなく、ヘアスタイルやメニューも登録すると、ユーザーの役に立ちます。

 

2-5.チラシ

チラシは昔からある集客方法の一つであり、現在でも一定の効力があります。
特に、若年層だけでなく、中高年層を集客したい場合に有効的です。

一方で、チラシは見た人の反応率が低い広告媒体と言われています。
1回の配布では印象に残りにくいため、複数回の配布を行い、効果を検証しましょう。

チラシの効果が薄いと感じられる場合には、チラシにクーポンを付けることも有効です。

 

2-6.SNS

SNSはソーシャルネットワーキングサービスの略で、有名なSNSとしては、LINE・Facebook・Twitter・インスタグラムなどが挙げられます。

美容室の集客方法として、特におすすめのSNSが「インスタグラム」です。
インスタグラムは写真や動画を中心とするSNSで、ヘアスタイルを継続的に投稿する美容室と非常に相性が良いと言えます。

また、インスタグラムの主要ユーザーは10代~30代の女性であり、メインで集客したい層と一致している美容室がほとんどでしょう。

さらに、インスタグラムには「ストーリーズ」と呼ばれる、24時間で消える投稿機能が搭載されています。
ストーリーズは、クーポンの配布やキャンペーン実施の告知などにおすすめです。

一方で、インスタグラムの欠点は、フォロワーを獲得するまでに時間がかかる点です。
そのため、1日に1回は投稿を行い、カット写真などを継続的にアップするようにしましょう。

 

3.既存顧客を「リピーター」にする方法とは?

美容室の経営において、新規顧客を増やすだけでなく、既存顧客の集客に力を入れることも大切です。
既存顧客の来店頻度を高め、リピーター客にすることで、店に大きな利益をもたらし経営が安定します。

以下は、リピート率アップに役立つ2つの方法です。

①次回予約を促す

美容室は「髪が伸びたら切る」という特性上、定期的な来店が期待できる業種です。
来店してくれた顧客には次回予約を促し、リピーターを増やしましょう。

次回の予約率を増やすためには、初回顧客に対して次回予約の割引を提案すると良いでしょう。
美容室の顧客は自分の髪質や髪型の好みを知っている人にカットしてもらいたい傾向があるため、複数回店を訪れた顧客はリピーターになりやすいです。

②スタンプカードを導入する

美容室の運営には、店の電話番号を掲載した「スタンプカード」を導入することがおすすめです。
スタンプカードは、財布や鞄に入れている人が多いため、来店するきっかけを作れるとともに、電話ですぐに予約することが可能となります。

また、スタンプカードは同じ美容室へ通う理由付けとしても役立ちます。
スタンプを集める特典があれば、特典を貰えるまで通おうと思う顧客は多くいるでしょう。

さらに、スタンプカードには「次回の予約日」や「カットの目安となる日」を記入することがおすすめです。

既存顧客の集客は、新規顧客の獲得と比較して費用対効果が大きいため、ぜひ力を入れましょう。

 

4.美容室が売上を増やすために取り組むべき3つのこと

美容室を安定的に経営するためには、売上の増加が必要不可欠です。
以下は、美容室が売上を増やすために取り組むべき3つの施策のため、ぜひ参考にしてください。

①アシスタントが売上を出せるように教育する

美容室におけるアシスタントの仕事は、美容師の補助的な役割が中心です。
しかし、仕事内容が売上に繋がりにくく、リソースの使い方としてはもったいないと言えます。

アシスタントに対しても、売上に貢献できる仕事を割り振ると良いでしょう。
例えば、スタイリングの際にスタイリング剤を販売した場合や、追加メニューの注文に成功した場合に、インセンティブを支給する美容室もあります。

アシスタントが売上に貢献することで、店の売上が上がるだけでなく、アシスタント本人のやる気向上にも繋がり、大きく成長する要因となります。

また、アシスタントが顧客と積極的に接して自分の名前を売ることで、スタイリストに昇格した際に固定客を掴みやすくなるでしょう。

②顧客単価を上げる

売上を上げるためには、顧客単価を上げることに注力しましょう。
ただし、単にカットやカラーの料金を値上げすると顧客が離れる恐れがあります。

そのため、単体メニューだけでなく、カットやカラーにトリートメントを組み合わせたり、マッサージを追加したりするセットメニューを提案しましょう。
セットメニューは単体メニューと比較して料金を高く設定できるため、顧客単価の増加に繋がります。

③平日の集客に注力する

平日の集客が少ない場合は、平日限定の割引クーポンを配布するなどの施策を行い、平日の稼働率を上げましょう。

夜の予約が多い場合には、平日の営業時間を短縮し、人件費などを削減することも一つの手です。
美容室を訪れる客層や、競合美容室の営業時間を調査して、顧客を集めやすい営業時間を設定しましょう。

売上を高める際は、価格変更など短期的な目線だけでなく、アシスタントの育成など長期的な視野も持つことが大切です。

 

5.Instagramで効果的な集客を実現しよう

美容室の集客方法には様々な方法がありますが、現代で利用すべき広告媒体はSNSです。
特に若者のSNS利用率は高いため、効果的にアピールする手段として有効と言えます。

美容室の集客におすすめのSNSは、インスタグラムです。
店の外観や実際のカット例を写真で紹介できるため、美容室の情報・特徴を魅力的に伝えることができます。

インスタグラムの運用初期は、フォロワーを増やし美容室のファンを作ることを意識しましょう。
美容室の近隣で生活するユーザーに対してフォローや「いいね」をすると、集客に繋がります。

ただし、インスタグラムには特定の場所にいるユーザーを検索する機能がないため、「自動いいねツール」を利用することがおすすめです。

位置情報機能を取得する「自動いいねツール」は、特定のエリアをターゲティングして「いいねを」をしてくれるため、忙しい美容室経営者にもおすすめです。

 

まとめ

美容室を安定的に経営するためには、様々な工夫が必要です。
カット技術の向上やヘアスタイルの提案など、技術面の努力だけでは売上が思うように伸びない傾向にあります。

新規顧客やリピーターを確保する施策を考え、マーケティングにも力を注ぎましょう。

集客方法の中でも、美容室におすすめの方法が、インスタグラムの運用です。
特に、インスタグラムの「自動いいねツール」は、自動的に運用しながら集客できるメリットがあるため、ぜひ利用すると良いでしょう。