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エステサロン業界は競争が激しく、経営状態が好調・順調である店舗が存在する一方、不調や危機的状況に陥る店舗も存在します。激しい競争を勝ち抜き、新規来店・再来店のお客さまの耐えない店舗を作るためには、インタグラムなどを有効に活用し、計画的な集客施策を実践することがおすすめです。
当記事では、エステサロン集客にインスタグラムが向いている理由と運用のポイント、成功事例を紹介します。多くのお客さまに愛される店舗を作るためのヒントとして、ぜひ活用してください。
目次
インスタグラム(Instagram)は2014年に日本語アカウントを開設し、急速に普及したSNSです。ダイエットやメイクなど美容関連の投稿はとくに注目を集めやすく、エステサロン集客の生命線になりうるSNSに該当します。 すでに多くのエステサロンが集客ツールとして活用し、成功事例も豊富です。
ここでは、インスタグラムがエステサロン集客に向いている理由をより詳しく解説します。
まず、エステサロンのターゲット層に含まれるユーザーが多く、効率的なアプローチが可能であるということです。インスタグラムはもはや、10代や20代といった若年層のみが利用するSNSに該当しません。
総務省によると、2019年時点における20代のインスタグラム利用率は64.0%・30代は48.6%にのぼります。40代や50代の利用率も30%を超え、「インスタグラムはエステサロンに来店する年代の利用率が高いSNS」であるといえます。
出典:総務省「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>」
ターゲット層の年代は、エステサロンのコンセプトや経営方針によってさまざまです。20代をターゲット層に定めるエステサロン・30代から50代をターゲット層に定めるエステサロンのいずれにとっても、インスタグラムを活用するメリットが存在します。
次に、情報を発信するのみではなく、双方向のコミュニケーションが可能であるということです。双方向のコミュニケーションを重ねることは、潜在的なお客さまをファンに変え、来店を促すことに貢献します。
インスタグラムは、比較的カジュアルなやり取りの好まれるSNSです。そのため、コメントに対する心理的な障壁が低く、活発なコミュニケーションが期待されます。 活発なコミュニケーションはエステサロンに対する好感度を高め、新規来店や再来店を促すことができます。マーケティング用語では「ザイオンス効果」による集客をねらうといった考え方です。
ザイオンス効果とは、「特定の対象との接触回数が増えるほど、好感度を持ちやすい」といった現象を意味します。コメントに寄せられる質問に回答したり、ダイレクトメッセージを送信したりすることで、積極的なコミュニケーションに努めましょう。
インスタグラムの投稿は、タイムラインに蓄積されます。特定のコンセプトに沿った画像・動画の投稿を繰り返すことで、店舗の特徴を明確に伝え、ブランディングを図ることが可能です。
ブランディングとは、他のエステサロンとの違いや独自の価値を明確に示し、差別化を図ることを意味します。たとえば、「くびれ作りに強いエステサロン」といった独自の価値を明確に示し、認知させることがブランディングです。
「くびれ作りに強い」といったブランディングを図るためには、瘦身メニューに関する画像や動画を繰り返し投稿する方法が検討されます。 「そもそも、店舗の独自の価値が分からない」といった人は、自分自身のエステサロンの強みや特徴を改めて整理し、インスタグラムの運用に活かしましょう。
インスタグラムのアカウント作成や投稿は、無料です。ストーリーズ広告・フィード広告やインフルエンサーマーケティングなどを実勢する場合を除き、広告費用の発生を伴いません。
ストーリーズ広告・フィード広告とは、インスタグラムのストーリーズ・フィード内に掲載される広告です。表示回数やクリック回数など任意の課金方式によって、成果報酬を支払います。 一定の費用が発生するとはいえ、一般的なインターネットメディアに対する広告出稿費用と比較して割安です。
インフルエンサーマーケティングとは、多くのフォロワーを抱える「インスタグラムの有名人」に投稿を依頼する広告を意味します。たとえば、「エステサロンのサービスを体験・感想を投稿してもらう」といった手法がインフルエンサーマーケティングの一例です。
エステサロンのインスタグラムの運用には、数多くのポイントが存在します。運用方法を誤るとアカウントの信頼度が低下し、エステサロン集客やブランディングにネガティブな影響を与えてしまうリスクがあります。
ここでは、インスタグラムの運用における基本のポイントを3つ紹介します。
エステサロンがインスタブラムを運用する際は、ビジネスアカウントで運用しましょう。 2020年10月現在は「プロアカウント」という名称ですが、従来の名称を使用し、説明を進めます。 ビジネスアカウントには下記のような機能が付属しており、お客さまに対する情報提供や運用状況の検証を実現できます。
インスタグラムの集客の進捗状況を調べるためには、インスタグラムインサイトの活用が不可欠です。エステサロンの基本情報を分かりやすく伝え、集客につなげるためには、ビジネスプロフィールの掲載が欠かせません。
インスタグラムのビジネスアカウントは、既存のアカウントをビジネスアカウントに切り替える方法で作成できます。もしくは通常のアカウントを新規取得し、ビジネスアカウントに切り替えるといった方法で、集客用のアカウントを準備しましょう。
プロフィールページには、150文字の自己紹介を記載できます。自己紹介欄にはエステサロンの特徴やメニューなどを盛り込み、内容を充実させましょう。
ホームページのURLは、プロフィールページの「ウェブサイト」欄に記載します。 また、電話による問い合わせを希望する場合は、CTAボタン(行動喚起ボタン)に電話番号を設定しましょう。
プロフィールページの情報が不足すると、「予約方法が分からない」といった理由によって、集客のチャンスを逃してしまうリスクがあります。プロフィールページを充実させることは、新規来店の取りこぼしを防ぐために欠かせない対策の1つです。
インスタグラムと他のメディアを連携し、効率的な運用を目指すこともポイントです。他のSNSやブログ、ホームページに対するリンクを用意し、各メディアの特性を活かした集客活動に努めましょう。
インスタグラムは、投稿の拡散機能を持ちません。そのため、他のSNSと連携させることによって、投稿を閲覧した人の周囲に情報が拡散される機会を増やし、多くの人にエステサロンの存在を広める働きが期待されます。
インスタグラムは、情報検索に活用する人が比較的多いSNSです。「インスタグラムで新宿区のフェイシャルエステサロンを検索し、他のSNSから友人にシェアする」といった行動につなげるためにも、他のメディアと連携させて運用しましょう。
エステサロンのアカウントを閲覧する人はプロフィール・過去の投稿内容を見て、フォローするかどうかを判断します。インスタグラムの主力機能である投稿を使いこなすことは、フォロワー獲得の第一歩です。
ここでは、エステサロンの集客における投稿のポイントを4つ紹介します。
ハッシュタグとは、投稿画像や動画の特徴を示すキーワードを意味します。 ハッシュタグの書き方は、「#(ハッシュ)+キーワード」です。複数のハッシュタグを設定する場合は、「#」の前に半角スペースを挿入しましょう。
ハッシュタグは、インスタグラム内の検索キーワードとして機能します。たとえば「脱毛」に関心を持つ人は「#脱毛」のハッシュタグをクリックし、表示される投稿一覧から情報収集を進めるといった使い方です。
エステサロン集客におけるハッシュタグは、「脱毛」「フェイシャル」「瘦身」「ハイフ」などの使用が検討されます。競合エステサロンのハッシュタグを参考に、集客につながる単語選びを行いましょう。
ジオタグとは、インスタグラムの投稿に位置情報を追加する機能です。新規投稿を作成する際に「位置情報を追加」を選択すると、ジオタグを設定できます。 ジオタグを設定するメリットは、下記の2つです。
たとえば「新宿」といったジオタグが設定された投稿は、「新宿」の一覧ページに表示されます。「新宿」の一覧ページを見る人は該当エリアの情報に興味・関心が高い層です。
エステサロンの存在をアピールすることは、より多くのお客さまの新規来店を促すための最初の一歩に該当します。ジオタグの設定によってエステサロンの存在をアピールする機会を増やすことは、有効な集客施策の1つです。
下記の手順に従って作業すると、過去の投稿に対してジオタグを設定させることができます。
これから行う投稿はもちろん、過去の投稿にもジオタグを設定し、積極的な集客に努めましょう。
インスタグラムの投稿には、URLを挿入することができません。代替手段として、投稿文の末尾に下記のような内容を記載し、予約への導線を作成しましょう。
【記載例】
予約方法は、プロフィールページ(@アカウント名)を確認ください。
「@アカウント名」は、プロフィールページにつながるリンクです。「@アカウント名」をクリック(タップ)すると即座にプロフィールページが表示され、スクロールの手間を省略できます。
プロフィールページにアクセスした人は、CTAボタンを活用し、電話予約やメール予約に進むことが可能です。プロフィールページの「ウェブサイト」に予約ページのURLを入力し、予約手段を提供する方法も存在します。
いずれにしても、見る人にとって使いやすく・分かりやすい導線の作成が大切です。投稿を見る人の行動を予測し、適切な導線を作成しましょう。
より多くの人に投稿を見てもらうためには、アクティブユーザーの多い時間帯をねらい、情報を更新しましょう。 アクティブユーザーとは、1時間や1日といった特定の期間内にインスタグラムへログインした人の数を意味します。アクティブユーザーの多い時間帯を調べるためには、HAU(時間帯別アクティブユーザー数)を参照する方法が一般的です。
20時~22時は、1日の中でもHAUが多く、インスタグラム利用者の増える時間帯に該当します。12時~13時や16時~19時も比較的HAUが多く、投稿に適した時間帯です。
出典:AppApeLab「【2020年最新版】インスタグラム投稿、いいねがもらえるベストな時間帯は?」
営業時間の兼ね合いで20時以降の投稿が難しい場合は、インスタグラム公式ツール「クリエイタースタジオ」を活用しましょう。 クリエイタースタジオでは、インスタグラムの投稿日時の指定や下書き保存、編集が可能です。たとえば「エステサロンの予約の合間に下書き・内容を推敲し、21時に予約投稿」といった運用法を検討できます。
インスタグラムには、24時間限定の情報を公開できる「ストーリー(ストーリーズ)」という機能が存在します。
「24時間で消える」という特徴を上手に活かし、期間限定キャンペーンを実施するなど、エステサロン集客における活用法は豊富です。ストーリーに用意されたスタンプを活用し、ニーズ調査や分析を行う使い方も存在します。
ここでは、エステサロン集客におけるストーリーの活用方法を分かりやすく解説します。
ストーリーでは、他のアカウントの投稿を再シェアし、表示することができます。たとえば、「お客さまのレビュー画像を引用し、エステサロンのストーリーに掲載する」といった使い方が可能です。
下記の手順によって、他のアカウントの投稿を再シェアできます。
紙飛行機アイコンが表示されない投稿は、アカウント設定により再シェアが禁止された状態です。再シェアの禁止された投稿は、引用を行うことができません。
ストーリーのアンケートスタンプを活用することで、2択形式の質問を作成し、フォロワーの意見を聞くことができます。アンケート結果は、質問を作成したアカウントのみ確認が可能です。
インスタグラム以外の手段でニーズ調査を行うためには、モニターを募集したり調査会社を使用したりといった方法を検討しなくてはなりません。モニターの募集や調査会社の使用には、高額費用を要するケースも存在します。
その点、ストーリーによるアンケートの作成・実施は、無料です。質問の投げかけ・回答といった双方向のコニュニケーションを図ることは、フォロワーとエステサロンの関係性を深めることにも貢献します。
ストーリーの質問スタンプを活用すると、Q&Aコンテンツを作成できます。Q&Aコンテンツでは、フォロワーから質問を受付けたり回答を返信したりすることが可能です。
ただし、Q&Aコンテンツの作成に質問スタンプを活用する場合、文字数の制限を伴います。より詳細なQ&Aコンテンツを作るためには、よくある質問・回答の両方を画像に書き込み、ストーリーへ掲載する方法も1つの選択肢です。
豊富な機能を闇雲に使用することは避け、用途に応じて使い分けることが、見る人にとって分かりやすいコンテンツを作ることに貢献します。「何のためにインスタグラムの機能を使用するか」といったことをよく考え、最適な掲載方法を検討しましょう。
「24時間以内に投稿が消える」といった特徴を活かし、ストーリーを見た人に対する限定サービス・キャンペーンを実施することも、エステサロンの集客に有用です。 「明日20時、ストーリーでお得な情報を配信」といった告知を公式ホームページに掲載し、インスタグラムアカウントの認知度アップを図ることもおすすめです。
ストーリーは投稿を見た人数の確認機能を持つため、反応の大きさを把握できます。「投稿を見た人数のうちの何人が実際にサービス・キャンペーンを利用したか」をKPIに定めると、ストーリー限定サービス・キャンペーンの効果の「見える化」が可能です。
KPI=(ストーリー限定サービス・キャンペーンの利用者)÷(投稿を見た人数)
KPIとは、たとえば「100名の新規来店・再来店のお客さまを獲得」など、最終的なゴールを達成するための取り組みの、集客効果を検証する指標です。ストーリー限定サービス・キャンペーンを実施する度にKPIを計算することにより、費用対効果の高い取り組みを特定できます。
Q&Aコンテンツなど長期間掲載することが望ましい情報は、ハイライトを作成し、アカウントに残しましょう。ハイライトとは、本来であれば24時間で消えるストーリーをプロフィールに残す機能を意味します。
ハイライトの作成手順は、下記のとおりです。
インスタグラムでは、作成済のハイライトにストーリーを追加したり削除したりすることができます。また、ハイライトのカバー画像や名前の編集もできるため、少しでも多くの人の関心を引くような内容へ、ブラッシュアップを図りましょう。
投稿内容やストーリーの活用方法を検討するにあたり、競合エステサロンの成功事例を知ることは、非常に大きな意味を持ちます。5,000人以上のフォロワーを持つアカウントは、利用者の関心を引く投稿・ストーリーの作成やコミュニケーションに長け、成功事例として参照できる対象です。
ここでは、集客のヒントとして参考になるアカウントと、運用の特徴を紹介します。
ミスパリは、世界水準の専門機器やハンドテクニックによる痩身プログラムを主に扱うエステサロンに該当します。セルライト対策やボディメイク、顔痩せなど部位別のメニューを多数扱っており、理想のボディライン・小顔の実現を目指すことが可能です。
〇運用の特徴 ミスパリスタッフによる美容講座を投稿し、ダイエットに関心を持つ人に役立つ情報を提供します。エステサロンの宣伝情報はほぼ含まず、利用者本位の情報提供を続けることで、ブランド力の向上を図る運用法です。
「痛くない施術」「1回で変化を実感」を掲げる小顔矯正専門エステサロンが運営するアカウントです。炭酸ガスパックや石鹸といったスキンケアグッズの販売も手掛け、小顔・美肌を目指す女性を総合的に応援しています。
〇運用の特徴 手や足のツボ、食生活の注意点、便秘の原因など、さまざまなジャンルの投稿が見られます。施術内容をハイライトに残し、お役立ち情報に関心を持ってアカウントを訪問した人の来店を促す戦略です。 石鹸や泡立てネットに関する情報をハイライトに掲載し、スキンケアグッズの売上を伸ばす工夫も見られます。
エステティックTBCは、脱毛やボディケア、ブライダルエステなど幅広いメニューを扱い、女性の美を総合的に応援するエステサロンに該当します。化粧品や健康食品の開発も行うなど、積極的な経営姿勢を貫くエステサロンの1つです。
〇運用の特徴 化粧品や健康食品の紹介やキャンペーン告知が主な投稿内容です。 また、人気インスタグラマーやタレントを起用した集客にも取り組み、「女性の美を総合的に応援するエステサロン」というブランディングを推進しています。ハイライトにて質疑応答コンテンツを運営していることも、運用の特徴です。
じぶんdeエステは、業務用マシンを自分自身で操作し、瘦身や脱毛、美肌作りを実践できるエステサロンに該当します。毎月定額・予約不要・全国の店舗に通い放題といった画期的な仕組みを採用し、会員獲得に努める独創的な経営スタイルが特徴です。
〇運用の特徴 業務用マシンの使い方を解説したり新店舗を紹介したりすることで、新規来店を促す投稿が目立ちます。人気インスタグラマーの体験レビューを投稿する・メディアの掲載実績を掲載するなど、ブランディングを図った活動も特徴です。
また、じぶんdeエステは「IGTV(アイジーティーヴィー)」を活用した動画投稿にも取り組んでいます。IGTVとは、最長60分の動画を投稿できる機能です。業務用マシンの使い方や人気インスタグラマーの体験レビューをIGTVにまとめ、より詳細な情報提供に努める工夫が見られます。
ニキビやニキビ跡に悩む人をターゲットにフェイシャルメニューを提供するエステサロンに該当します。丁寧なカウンセリングによって原因を推測し、食事や睡眠、スキンケア方法など生活習慣に関するアドバイスを提供するニキビに特化した経営スタイルが特徴です。
〇運用の特徴 施術を体験した人のビフォー・アフター画像の投稿が目立ちます。「2ヶ月目の変化」「4ヶ月目の変化」など、ビフォーからアフターに到るまでに要した期間のコメントを画像に添え、信頼度を高める工夫が見られる点も特徴です。
人気アカウントの運用をそのまま真似するだけでは、多くのフォロワーを獲得したり新規来店や再来店を促したりすることは困難です。
インスタグラムの集客で成果をあげる方法は非常に多く存在するため、エステサロンのターゲットやコンセプトに応じた運用法を検討しましょう。
ここでは、人気アカウントから学ぶインスタグラムの運用ポイントを解説します。よいところは学び、自分自身のエステサロンに応じたアレンジを加えることで、集客力アップを目指しましょう。
インスタグラムで投稿する際は、見る人に役立つ情報を発信しましょう。「欲しい情報が多い」「内容が分かりやすい」といった印象を持つアカウントはフォローされやすく、エステサロンの認知度を高めることにも貢献します。
エステサロンの存在を知らない状態で広告投稿を見せても、よい印象を与えることは困難です。見る人の立場に立ち「役立つ」「ためになる」と感じる情報をより多く投稿し、フォロワー数を増やすことが、新規来店を促すための伏線として機能します。
インスタグラムの運用において、ターゲット層を意識した情報発信を行うことも大切です。 たとえば「大阪市内に居住する30代後半の女性」がエステサロンのターゲットである場合、若い女性の好むテイストの画像投稿を続けることは、大きな意味を持ちません。ターゲット層を明確に定めるほど、ねらいを絞った画像・動画を準備しやすく、効率的なインスタグラム集客に貢献します。
ターゲット層とフォロワーのマッチング度合いは、インスタグラムの機能から確認が可能です。フォロワーの年代や性別とエステサロンのターゲット層にミスマッチが見られる場合は、投稿内容や運用スタイルを見直しましょう。
人気アカウントはインスタグラムキャンペーンを積極的に開催し、フォロワーの獲得やブランディング、双方向コミュニケーションの活発化を図っています。
ただし、インスタグラムキャンペーンの種類によって期待される働きは異なるため、状況に応じたものを活用する必要があります。 インスタグラムキャンペーンの種類は、下記のとおりです。
「投稿キャンペーンの応募作品をストーリーにまとめ、ハイライトに掲載する」といった方法で、コンテンツの充実を図ることも可能です。 「フォロー・リポスト」キャンペーンは、フォロワーの周りの人にもアカウントの存在を知らせ、認知度拡大を図ることに貢献します。
インスタグラムの動画機能を活用することで、画像より多くの情報を分かりやすい形式で伝えることが可能です。人気アカウントは、IGTVやリールを使用し、質の高い情報提供に努める取り組みを行っている傾向にあります。
2020年8月にリリースされたリールは、インスタグラムのストーリー作成画面でエンターテイメント性の高い動画を作り、公開することができます。 リールによって作成できる動画の長さは、最長で15秒です。より長い動画は他の動画作成ツールによって制作し、IGTVへ投稿しましょう。
「ターゲット層の欲求・悩みを指摘する」「来店によって欲求が満たされる(悩みが解消される)」といった2つの情報を伝えることが、Web集客の基本です。 人気アカウントのビフォー・アフター画像は、2つの情報を1枚の画像で表現し、来店のモチベーションを高めるために有効な施策といえます。
どのような分野においても、自分自身の悩みの相談相手は、豊富な実績を抱える専門家を探すことが通常です。特定の悩みに関連する画像・動画の投稿を続けることで専門性をアピールし、新規来店を促しましょう。
人気アカウントは、エステサロンのお客さま以外にも認知度が高く、多くのフォロワーを抱えます。アカウントの認知度を高めるために検討される対策の中では、フォロー受けたい相手の投稿に「いいね」をつけ、アピールする方法がおすすめです。
ただし、無作為に無数の「いいね」をつける行為は、アカウントの停止や削除を受けるリスクがあります。安全かつ効率的に「いいね」をつけるためには、Limの「自動いいねツール」の導入がおすすめです。
Limの「自動いいねツール」は、安全性の高い「いいね」のつけ方を自動的に判断し、数やペースを調整します。また、エステサロンのターゲット層に「いいね」の対象を絞り、効率的な運用を目指すことも可能です。
安全性の証明されたツールを有効に活用し、アカウントの認知度アップを図りましょう。
今回は、エステサロン経営者のために、集客目的のインスタグラム活用法を紹介しました。
エステサロンの集客としてインスタグラムに写真を投稿したり、ストーリーやリールといった機能を活用したりすることで、新規来店・再来店を促すことが可能です。 また、インスタグラム集客は高額な初期費用を伴わず、どのようなエステサロンも導入できる魅力的な広告手法に該当します。
エステサロンへの集客として、他ユーザーの投稿に「いいね」をつける際は、ぜひLimの「自動いいねツール」を導入してください。
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エステサロン業界は競争が激しく、経営状態が好調・順調である店舗が存在する一方、不調や危機的状況に陥る店舗も存在します。激しい競争を勝ち抜き、新規来店・再来店のお客さまの耐えない店舗を作るためには、インタグラムなどを有効に活用し、計画的な集客施策を実践することがおすすめです。
当記事では、エステサロン集客にインスタグラムが向いている理由と運用のポイント、成功事例を紹介します。多くのお客さまに愛される店舗を作るためのヒントとして、ぜひ活用してください。
目次
1.エステサロンの集客にインスタグラムが向いている4つの理由
インスタグラム(Instagram)は2014年に日本語アカウントを開設し、急速に普及したSNSです。ダイエットやメイクなど美容関連の投稿はとくに注目を集めやすく、エステサロン集客の生命線になりうるSNSに該当します。
すでに多くのエステサロンが集客ツールとして活用し、成功事例も豊富です。
ここでは、インスタグラムがエステサロン集客に向いている理由をより詳しく解説します。
1-1.エステサロンのターゲット層となるユーザーが多い
まず、エステサロンのターゲット層に含まれるユーザーが多く、効率的なアプローチが可能であるということです。インスタグラムはもはや、10代や20代といった若年層のみが利用するSNSに該当しません。
出典:総務省「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>」
ターゲット層の年代は、エステサロンのコンセプトや経営方針によってさまざまです。20代をターゲット層に定めるエステサロン・30代から50代をターゲット層に定めるエステサロンのいずれにとっても、インスタグラムを活用するメリットが存在します。
1-2.双方向のコミュニケーションが取れる
次に、情報を発信するのみではなく、双方向のコミュニケーションが可能であるということです。双方向のコミュニケーションを重ねることは、潜在的なお客さまをファンに変え、来店を促すことに貢献します。
インスタグラムは、比較的カジュアルなやり取りの好まれるSNSです。そのため、コメントに対する心理的な障壁が低く、活発なコミュニケーションが期待されます。
活発なコミュニケーションはエステサロンに対する好感度を高め、新規来店や再来店を促すことができます。マーケティング用語では「ザイオンス効果」による集客をねらうといった考え方です。
ザイオンス効果とは、「特定の対象との接触回数が増えるほど、好感度を持ちやすい」といった現象を意味します。コメントに寄せられる質問に回答したり、ダイレクトメッセージを送信したりすることで、積極的なコミュニケーションに努めましょう。
1-3.サロンのブランディングができる
インスタグラムの投稿は、タイムラインに蓄積されます。特定のコンセプトに沿った画像・動画の投稿を繰り返すことで、店舗の特徴を明確に伝え、ブランディングを図ることが可能です。
ブランディングとは、他のエステサロンとの違いや独自の価値を明確に示し、差別化を図ることを意味します。たとえば、「くびれ作りに強いエステサロン」といった独自の価値を明確に示し、認知させることがブランディングです。
「くびれ作りに強い」といったブランディングを図るためには、瘦身メニューに関する画像や動画を繰り返し投稿する方法が検討されます。
「そもそも、店舗の独自の価値が分からない」といった人は、自分自身のエステサロンの強みや特徴を改めて整理し、インスタグラムの運用に活かしましょう。
1-4.費用がほとんどかからない
インスタグラムのアカウント作成や投稿は、無料です。ストーリーズ広告・フィード広告やインフルエンサーマーケティングなどを実勢する場合を除き、広告費用の発生を伴いません。
ストーリーズ広告・フィード広告とは、インスタグラムのストーリーズ・フィード内に掲載される広告です。表示回数やクリック回数など任意の課金方式によって、成果報酬を支払います。
一定の費用が発生するとはいえ、一般的なインターネットメディアに対する広告出稿費用と比較して割安です。
インフルエンサーマーケティングとは、多くのフォロワーを抱える「インスタグラムの有名人」に投稿を依頼する広告を意味します。たとえば、「エステサロンのサービスを体験・感想を投稿してもらう」といった手法がインフルエンサーマーケティングの一例です。
2.インスタグラムの運用における「基本」のポイント3つ
エステサロンのインスタグラムの運用には、数多くのポイントが存在します。運用方法を誤るとアカウントの信頼度が低下し、エステサロン集客やブランディングにネガティブな影響を与えてしまうリスクがあります。
ここでは、インスタグラムの運用における基本のポイントを3つ紹介します。
2-1.ビジネスアカウントにする
エステサロンがインスタブラムを運用する際は、ビジネスアカウントで運用しましょう。
2020年10月現在は「プロアカウント」という名称ですが、従来の名称を使用し、説明を進めます。
ビジネスアカウントには下記のような機能が付属しており、お客さまに対する情報提供や運用状況の検証を実現できます。
インスタグラムの集客の進捗状況を調べるためには、インスタグラムインサイトの活用が不可欠です。エステサロンの基本情報を分かりやすく伝え、集客につなげるためには、ビジネスプロフィールの掲載が欠かせません。
インスタグラムのビジネスアカウントは、既存のアカウントをビジネスアカウントに切り替える方法で作成できます。もしくは通常のアカウントを新規取得し、ビジネスアカウントに切り替えるといった方法で、集客用のアカウントを準備しましょう。
2-2.プロフィールページを充実させる
プロフィールページには、150文字の自己紹介を記載できます。自己紹介欄にはエステサロンの特徴やメニューなどを盛り込み、内容を充実させましょう。
ホームページのURLは、プロフィールページの「ウェブサイト」欄に記載します。
また、電話による問い合わせを希望する場合は、CTAボタン(行動喚起ボタン)に電話番号を設定しましょう。
プロフィールページの情報が不足すると、「予約方法が分からない」といった理由によって、集客のチャンスを逃してしまうリスクがあります。プロフィールページを充実させることは、新規来店の取りこぼしを防ぐために欠かせない対策の1つです。
2-3.他のSNSと連携させる
インスタグラムと他のメディアを連携し、効率的な運用を目指すこともポイントです。他のSNSやブログ、ホームページに対するリンクを用意し、各メディアの特性を活かした集客活動に努めましょう。
インスタグラムは、投稿の拡散機能を持ちません。そのため、他のSNSと連携させることによって、投稿を閲覧した人の周囲に情報が拡散される機会を増やし、多くの人にエステサロンの存在を広める働きが期待されます。
インスタグラムは、情報検索に活用する人が比較的多いSNSです。「インスタグラムで新宿区のフェイシャルエステサロンを検索し、他のSNSから友人にシェアする」といった行動につなげるためにも、他のメディアと連携させて運用しましょう。
3.エステサロンにおける「投稿」のポイント4つ
エステサロンのアカウントを閲覧する人はプロフィール・過去の投稿内容を見て、フォローするかどうかを判断します。インスタグラムの主力機能である投稿を使いこなすことは、フォロワー獲得の第一歩です。
ここでは、エステサロンの集客における投稿のポイントを4つ紹介します。
3-1.ハッシュタグを工夫する
ハッシュタグとは、投稿画像や動画の特徴を示すキーワードを意味します。
ハッシュタグの書き方は、「#(ハッシュ)+キーワード」です。複数のハッシュタグを設定する場合は、「#」の前に半角スペースを挿入しましょう。
ハッシュタグは、インスタグラム内の検索キーワードとして機能します。たとえば「脱毛」に関心を持つ人は「#脱毛」のハッシュタグをクリックし、表示される投稿一覧から情報収集を進めるといった使い方です。
エステサロン集客におけるハッシュタグは、「脱毛」「フェイシャル」「瘦身」「ハイフ」などの使用が検討されます。競合エステサロンのハッシュタグを参考に、集客につながる単語選びを行いましょう。
3-2.ジオタグ(位置情報)を記載する
ジオタグとは、インスタグラムの投稿に位置情報を追加する機能です。新規投稿を作成する際に「位置情報を追加」を選択すると、ジオタグを設定できます。
ジオタグを設定するメリットは、下記の2つです。
たとえば「新宿」といったジオタグが設定された投稿は、「新宿」の一覧ページに表示されます。「新宿」の一覧ページを見る人は該当エリアの情報に興味・関心が高い層です。
エステサロンの存在をアピールすることは、より多くのお客さまの新規来店を促すための最初の一歩に該当します。ジオタグの設定によってエステサロンの存在をアピールする機会を増やすことは、有効な集客施策の1つです。
下記の手順に従って作業すると、過去の投稿に対してジオタグを設定させることができます。
これから行う投稿はもちろん、過去の投稿にもジオタグを設定し、積極的な集客に努めましょう。
3-3.投稿文中にアカウントを記載し予約への導線を作る
インスタグラムの投稿には、URLを挿入することができません。代替手段として、投稿文の末尾に下記のような内容を記載し、予約への導線を作成しましょう。
【記載例】
予約方法は、プロフィールページ(@アカウント名)を確認ください。
「@アカウント名」は、プロフィールページにつながるリンクです。「@アカウント名」をクリック(タップ)すると即座にプロフィールページが表示され、スクロールの手間を省略できます。
プロフィールページにアクセスした人は、CTAボタンを活用し、電話予約やメール予約に進むことが可能です。プロフィールページの「ウェブサイト」に予約ページのURLを入力し、予約手段を提供する方法も存在します。
いずれにしても、見る人にとって使いやすく・分かりやすい導線の作成が大切です。投稿を見る人の行動を予測し、適切な導線を作成しましょう。
3-4.アクティブユーザーが多い時間に投稿する
より多くの人に投稿を見てもらうためには、アクティブユーザーの多い時間帯をねらい、情報を更新しましょう。
アクティブユーザーとは、1時間や1日といった特定の期間内にインスタグラムへログインした人の数を意味します。アクティブユーザーの多い時間帯を調べるためには、HAU(時間帯別アクティブユーザー数)を参照する方法が一般的です。
出典:AppApeLab「【2020年最新版】インスタグラム投稿、いいねがもらえるベストな時間帯は?」
営業時間の兼ね合いで20時以降の投稿が難しい場合は、インスタグラム公式ツール「クリエイタースタジオ」を活用しましょう。
クリエイタースタジオでは、インスタグラムの投稿日時の指定や下書き保存、編集が可能です。たとえば「エステサロンの予約の合間に下書き・内容を推敲し、21時に予約投稿」といった運用法を検討できます。
4.エステサロンにおける「ストーリー」の活用方法5つ
インスタグラムには、24時間限定の情報を公開できる「ストーリー(ストーリーズ)」という機能が存在します。
「24時間で消える」という特徴を上手に活かし、期間限定キャンペーンを実施するなど、エステサロン集客における活用法は豊富です。ストーリーに用意されたスタンプを活用し、ニーズ調査や分析を行う使い方も存在します。
ここでは、エステサロン集客におけるストーリーの活用方法を分かりやすく解説します。
4-1.ユーザーの投稿を引用する
ストーリーでは、他のアカウントの投稿を再シェアし、表示することができます。たとえば、「お客さまのレビュー画像を引用し、エステサロンのストーリーに掲載する」といった使い方が可能です。
下記の手順によって、他のアカウントの投稿を再シェアできます。
紙飛行機アイコンが表示されない投稿は、アカウント設定により再シェアが禁止された状態です。再シェアの禁止された投稿は、引用を行うことができません。
4-2.アンケート機能でユーザーのニーズを知る
ストーリーのアンケートスタンプを活用することで、2択形式の質問を作成し、フォロワーの意見を聞くことができます。アンケート結果は、質問を作成したアカウントのみ確認が可能です。
インスタグラム以外の手段でニーズ調査を行うためには、モニターを募集したり調査会社を使用したりといった方法を検討しなくてはなりません。モニターの募集や調査会社の使用には、高額費用を要するケースも存在します。
その点、ストーリーによるアンケートの作成・実施は、無料です。質問の投げかけ・回答といった双方向のコニュニケーションを図ることは、フォロワーとエステサロンの関係性を深めることにも貢献します。
4-3.Q&A機能でユーザーの悩みに応える
ストーリーの質問スタンプを活用すると、Q&Aコンテンツを作成できます。Q&Aコンテンツでは、フォロワーから質問を受付けたり回答を返信したりすることが可能です。
ただし、Q&Aコンテンツの作成に質問スタンプを活用する場合、文字数の制限を伴います。より詳細なQ&Aコンテンツを作るためには、よくある質問・回答の両方を画像に書き込み、ストーリーへ掲載する方法も1つの選択肢です。
豊富な機能を闇雲に使用することは避け、用途に応じて使い分けることが、見る人にとって分かりやすいコンテンツを作ることに貢献します。「何のためにインスタグラムの機能を使用するか」といったことをよく考え、最適な掲載方法を検討しましょう。
4-4.「ストーリー限定サービス」でユーザーを惹きつける
「24時間以内に投稿が消える」といった特徴を活かし、ストーリーを見た人に対する限定サービス・キャンペーンを実施することも、エステサロンの集客に有用です。
「明日20時、ストーリーでお得な情報を配信」といった告知を公式ホームページに掲載し、インスタグラムアカウントの認知度アップを図ることもおすすめです。
ストーリーは投稿を見た人数の確認機能を持つため、反応の大きさを把握できます。「投稿を見た人数のうちの何人が実際にサービス・キャンペーンを利用したか」をKPIに定めると、ストーリー限定サービス・キャンペーンの効果の「見える化」が可能です。
KPI=(ストーリー限定サービス・キャンペーンの利用者)÷(投稿を見た人数)
KPIとは、たとえば「100名の新規来店・再来店のお客さまを獲得」など、最終的なゴールを達成するための取り組みの、集客効果を検証する指標です。ストーリー限定サービス・キャンペーンを実施する度にKPIを計算することにより、費用対効果の高い取り組みを特定できます。
4-5.重要なストーリーをハイライトにまとめる
Q&Aコンテンツなど長期間掲載することが望ましい情報は、ハイライトを作成し、アカウントに残しましょう。ハイライトとは、本来であれば24時間で消えるストーリーをプロフィールに残す機能を意味します。
ハイライトの作成手順は、下記のとおりです。
インスタグラムでは、作成済のハイライトにストーリーを追加したり削除したりすることができます。また、ハイライトのカバー画像や名前の編集もできるため、少しでも多くの人の関心を引くような内容へ、ブラッシュアップを図りましょう。
5.エステサロン経営者必見!参考になる人気アカウント5つ
投稿内容やストーリーの活用方法を検討するにあたり、競合エステサロンの成功事例を知ることは、非常に大きな意味を持ちます。5,000人以上のフォロワーを持つアカウントは、利用者の関心を引く投稿・ストーリーの作成やコミュニケーションに長け、成功事例として参照できる対象です。
ここでは、集客のヒントとして参考になるアカウントと、運用の特徴を紹介します。
5-1.ミスパリ/東海(@missparis_tokai)
ミスパリは、世界水準の専門機器やハンドテクニックによる痩身プログラムを主に扱うエステサロンに該当します。セルライト対策やボディメイク、顔痩せなど部位別のメニューを多数扱っており、理想のボディライン・小顔の実現を目指すことが可能です。
〇運用の特徴
ミスパリスタッフによる美容講座を投稿し、ダイエットに関心を持つ人に役立つ情報を提供します。エステサロンの宣伝情報はほぼ含まず、利用者本位の情報提供を続けることで、ブランド力の向上を図る運用法です。
5-2.KOGAO283(@kogao283)
「痛くない施術」「1回で変化を実感」を掲げる小顔矯正専門エステサロンが運営するアカウントです。炭酸ガスパックや石鹸といったスキンケアグッズの販売も手掛け、小顔・美肌を目指す女性を総合的に応援しています。
〇運用の特徴
手や足のツボ、食生活の注意点、便秘の原因など、さまざまなジャンルの投稿が見られます。施術内容をハイライトに残し、お役立ち情報に関心を持ってアカウントを訪問した人の来店を促す戦略です。
石鹸や泡立てネットに関する情報をハイライトに掲載し、スキンケアグッズの売上を伸ばす工夫も見られます。
5-3.エステティックTBC(@tbc_aesthetic)
エステティックTBCは、脱毛やボディケア、ブライダルエステなど幅広いメニューを扱い、女性の美を総合的に応援するエステサロンに該当します。化粧品や健康食品の開発も行うなど、積極的な経営姿勢を貫くエステサロンの1つです。
〇運用の特徴
化粧品や健康食品の紹介やキャンペーン告知が主な投稿内容です。
また、人気インスタグラマーやタレントを起用した集客にも取り組み、「女性の美を総合的に応援するエステサロン」というブランディングを推進しています。ハイライトにて質疑応答コンテンツを運営していることも、運用の特徴です。
5-4.じぶんdeエステ(@jibunde_esute)
じぶんdeエステは、業務用マシンを自分自身で操作し、瘦身や脱毛、美肌作りを実践できるエステサロンに該当します。毎月定額・予約不要・全国の店舗に通い放題といった画期的な仕組みを採用し、会員獲得に努める独創的な経営スタイルが特徴です。
〇運用の特徴
業務用マシンの使い方を解説したり新店舗を紹介したりすることで、新規来店を促す投稿が目立ちます。人気インスタグラマーの体験レビューを投稿する・メディアの掲載実績を掲載するなど、ブランディングを図った活動も特徴です。
また、じぶんdeエステは「IGTV(アイジーティーヴィー)」を活用した動画投稿にも取り組んでいます。IGTVとは、最長60分の動画を投稿できる機能です。業務用マシンの使い方や人気インスタグラマーの体験レビューをIGTVにまとめ、より詳細な情報提供に努める工夫が見られます。
5-5.ニキビ跡専門サロン(@ragaemi)
ニキビやニキビ跡に悩む人をターゲットにフェイシャルメニューを提供するエステサロンに該当します。丁寧なカウンセリングによって原因を推測し、食事や睡眠、スキンケア方法など生活習慣に関するアドバイスを提供するニキビに特化した経営スタイルが特徴です。
〇運用の特徴
施術を体験した人のビフォー・アフター画像の投稿が目立ちます。「2ヶ月目の変化」「4ヶ月目の変化」など、ビフォーからアフターに到るまでに要した期間のコメントを画像に添え、信頼度を高める工夫が見られる点も特徴です。
6.人気アカウントから考えられる「運用」のポイント6つ
人気アカウントの運用をそのまま真似するだけでは、多くのフォロワーを獲得したり新規来店や再来店を促したりすることは困難です。
インスタグラムの集客で成果をあげる方法は非常に多く存在するため、エステサロンのターゲットやコンセプトに応じた運用法を検討しましょう。
ここでは、人気アカウントから学ぶインスタグラムの運用ポイントを解説します。よいところは学び、自分自身のエステサロンに応じたアレンジを加えることで、集客力アップを目指しましょう。
6-1.お役立ち情報を発信する
インスタグラムで投稿する際は、見る人に役立つ情報を発信しましょう。「欲しい情報が多い」「内容が分かりやすい」といった印象を持つアカウントはフォローされやすく、エステサロンの認知度を高めることにも貢献します。
エステサロンの存在を知らない状態で広告投稿を見せても、よい印象を与えることは困難です。見る人の立場に立ち「役立つ」「ためになる」と感じる情報をより多く投稿し、フォロワー数を増やすことが、新規来店を促すための伏線として機能します。
6-2.ターゲット層を意識した発信を行う
インスタグラムの運用において、ターゲット層を意識した情報発信を行うことも大切です。
たとえば「大阪市内に居住する30代後半の女性」がエステサロンのターゲットである場合、若い女性の好むテイストの画像投稿を続けることは、大きな意味を持ちません。ターゲット層を明確に定めるほど、ねらいを絞った画像・動画を準備しやすく、効率的なインスタグラム集客に貢献します。
ターゲット層とフォロワーのマッチング度合いは、インスタグラムの機能から確認が可能です。フォロワーの年代や性別とエステサロンのターゲット層にミスマッチが見られる場合は、投稿内容や運用スタイルを見直しましょう。
6-3.キャンペーン投稿をする
人気アカウントはインスタグラムキャンペーンを積極的に開催し、フォロワーの獲得やブランディング、双方向コミュニケーションの活発化を図っています。
ただし、インスタグラムキャンペーンの種類によって期待される働きは異なるため、状況に応じたものを活用する必要があります。
インスタグラムキャンペーンの種類は、下記のとおりです。
「投稿キャンペーンの応募作品をストーリーにまとめ、ハイライトに掲載する」といった方法で、コンテンツの充実を図ることも可能です。
「フォロー・リポスト」キャンペーンは、フォロワーの周りの人にもアカウントの存在を知らせ、認知度拡大を図ることに貢献します。
6-4.動画機能を活用する
インスタグラムの動画機能を活用することで、画像より多くの情報を分かりやすい形式で伝えることが可能です。人気アカウントは、IGTVやリールを使用し、質の高い情報提供に努める取り組みを行っている傾向にあります。
2020年8月にリリースされたリールは、インスタグラムのストーリー作成画面でエンターテイメント性の高い動画を作り、公開することができます。
リールによって作成できる動画の長さは、最長で15秒です。より長い動画は他の動画作成ツールによって制作し、IGTVへ投稿しましょう。
6-5.「悩み解決」に特化した運用をする
「ターゲット層の欲求・悩みを指摘する」「来店によって欲求が満たされる(悩みが解消される)」といった2つの情報を伝えることが、Web集客の基本です。
人気アカウントのビフォー・アフター画像は、2つの情報を1枚の画像で表現し、来店のモチベーションを高めるために有効な施策といえます。
どのような分野においても、自分自身の悩みの相談相手は、豊富な実績を抱える専門家を探すことが通常です。特定の悩みに関連する画像・動画の投稿を続けることで専門性をアピールし、新規来店を促しましょう。
6-6.ターゲットユーザーの投稿に「いいね」をする
人気アカウントは、エステサロンのお客さま以外にも認知度が高く、多くのフォロワーを抱えます。アカウントの認知度を高めるために検討される対策の中では、フォロー受けたい相手の投稿に「いいね」をつけ、アピールする方法がおすすめです。
ただし、無作為に無数の「いいね」をつける行為は、アカウントの停止や削除を受けるリスクがあります。安全かつ効率的に「いいね」をつけるためには、Limの「自動いいねツール」の導入がおすすめです。
Limの「自動いいねツール」は、安全性の高い「いいね」のつけ方を自動的に判断し、数やペースを調整します。また、エステサロンのターゲット層に「いいね」の対象を絞り、効率的な運用を目指すことも可能です。
安全性の証明されたツールを有効に活用し、アカウントの認知度アップを図りましょう。
まとめ
今回は、エステサロン経営者のために、集客目的のインスタグラム活用法を紹介しました。
エステサロンの集客としてインスタグラムに写真を投稿したり、ストーリーやリールといった機能を活用したりすることで、新規来店・再来店を促すことが可能です。
また、インスタグラム集客は高額な初期費用を伴わず、どのようなエステサロンも導入できる魅力的な広告手法に該当します。
エステサロンへの集客として、他ユーザーの投稿に「いいね」をつける際は、ぜひLimの「自動いいねツール」を導入してください。
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